京もの認定工芸士会「響」第二回工芸展
2021年(令和3年)9月23日より26日の日曜日まで、河政印房の河合良彦と河合祥子が所属する京もの認定工芸士会「響」の第二回工芸展が開催されました。
と言ってもコロナによる緊急事態宣言中ですので、無観客インターネット配信にて行われました。
元々は京都・岡崎にある京都市勧業館みやこめっせの地下一階「京都伝統産業ミュージアム」でリアル展示会を行い、作品紹介や制作実演のネット配信も合わせて行おうという企画でした。
それがコロナによる緊急事態宣言が工芸展の会期にあたったものですから、オンラインのみで行うこととなりました。
実は京もの認定工芸士会「響」は今年の2月に「予習」と題したオンライン展示会を開催していました。
下記に「響」ホームページのオンライン展示会に関する記事のリンクを貼っておきます。
https://kyomonohibiki.wixsite.com/kyomono-hibiki/post/響オンライン展示会-無事終了いたしました
「予習」の時は作品の画像や作者のプロフィールなどを画像で見て頂きました。
しかし今回「響」第二回工芸展では皆さんに動画で見て頂くことにしました。
また作品だけでなく、展示会場の特設ブースや会員それぞれの工房から作業実演の様子をライブでお届けすることとなりました。
そしてそれはインスタライブで皆様にお届けすることにしました。
タクシーのMKさんと京都伝統産業ミュージアムさんにご協力頂き、MK・京都伝統産業ミュージアム・響、3つのアカウントからライブ中継いたしました。
アーカイブにてゆっくりとご覧になることも出来ますので、お時間のある時にぜひご覧下さい。
MKタクシーinstagramアカウント
https://www.instagram.com/mktaxi.jp/
京都伝統産業ミュージアムinstagramアカウント
https://www.instagram.com/kyotomuseumofcraftsanddesign/
京もの認定工芸士会 響(ひびき)instagramアカウント
https://www.instagram.com/kyomonohibiki/
ちょっと前段が長くなりました。
河政印房は河合良彦が柘の木の印材に彫った角印を河合祥子は手彫りゴム印の作品を出展しました。
河合祥子の手彫りゴム印は、もはや絶滅寸前の技術です。
世の中にあるゴム印のほとんどは鋳造ゴムなどの機械製造です。
しかし手彫りゴム印でないと駄目というお客さんがいらっしゃり、用途もあるのです。
手彫りゴムというものを1度ご覧になって頂きたいです。
京都伝統産業ミュージアムinstagramアカウント
https://www.instagram.com/kyotomuseumofcraftsanddesign/
上記リンクから入りまして、手の指の爪のアップが写っている動画の16分30秒あたりから河政印房の作品の説明が始まります。
河合良彦の説明は上手ではないかもしれませんが、河合祥子の彫刻ゴムの作品はとても素晴らしい技術です。
「響」会員が多くの人の力を借りて開催した第二回工芸展でした。
会期が無事終了し、搬出の日に撮った記念写真です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
河政印房 店主 河合良彦
2021.09.27