河合 認印・銀行印・実印
現在、京都文化博物館で開催中の京の名工展。
併催されている、京の若手職人「京もの認定工芸士」作品展に河政印房の河合良彦と河合祥子は出展しています。
今回の河合良彦の作品は実用印で、個人用の実印・銀行印・認印です。
しかも自分の名前で彫りました。
印材は黒水牛というよく使われる一般的なものを選んでいます。
このような展示会では、実印・銀行印・認印のような実用印を出品することはあまりありません。
ですが、河政印房では河合良彦と河合祥子の２人が出品するので、このような展示の仕方もできると考えています。
今回で言えば、河合祥子が創造的な作品を出してくれるから、河合良彦は実用的な作品を出せたりします。
それと最近はハンコを手で彫っている人がいる、という事をご存じない方も多いと思います。
機械で彫るんじゃないの、と言われることもよくあります。
特に実用印なら尚更です。
もちろん、河政印房でも彫刻機を導入していますが、手彫りは印章彫刻の根幹だと思いますので、最も大切にしている技術です。
ですので、多くの人に本手彫りの実用印をご覧になって頂きたいと思いました。
京の名工展
京都府伝統産業優秀技術者作品展
併催・京の若手職人「京もの認定工芸士」作品展
10月18日（水）～22日（日）
10:00-17:00最終日は16:00まで
京都文化博物館5階
入場無料
