現代の名工
だいぶん前になってしまいますが、12月11日の日曜日に京都三条河原町上ルにある京都ロイヤルホテルに行ってきました。
何しに行ったかと申しますと、京都印章業協同組合の組合員である柴谷善祐氏が「現代の名工」の表彰を受けたことを祝う祝賀パーティーに出席してきました。
さてさて「現代の名工」とは何かと申しますと、卓越した技能者 表彰制度に基づき厚生労働大臣から表彰された卓越した技能者の通称です。
この表彰も欲しいと言ってもらえるものではなく、またお金を出せばもらえるものでもありません。
長年の技術の研鑽によってはじめてもらえる表彰なのです。
しかも技術だけでなく今までの実績や属している業界への貢献など総合的に審査されるという非常にハードルの高い、栄誉ある表彰なのです。
そして話は職人さんの話になるのですが、京都には本当に優れたはんこの職人さんが多数いらっしゃいます。
今回、「現代の名工」の表彰を受けた柴谷さんをはじめ黄綬褒章を受けている方、全国技能者会連合会認定のマイスター、京の名工、京の名匠、日展作家、その他書ききれない程の賞や認定を受けていらっしゃいます。
また後継者不足の業界とは言え、若手も「未来の名工」を受賞されたり、全国印章技術大競技会などでめざましい活躍をされたりと負けていません。
日本における印章の発祥の地は奈良なのですが、発展の地である京都の印章業界に身を置く者としてとても誇らしい気持ちになります。
そしてその技術や伝統、実績はお客様の使う「はんこ」に込められます。
そんな京都のはんこを是非使いたい、大切なはんこはしっかりとした技術で作りたいという方は「京もの京印章」が欲しい。とお伝え下さい。
「京もの京印章」とは職人さんが字入れ、荒彫り、仕上げとすべての工程を自らの手で行う、完全手彫りのはんこです。
ネットで「激安・印鑑」と検索して出てくるはんこに比べると、もちろん価格も高くなりますし、納期もかかります。
しかしウソ偽りの無い本当の完全手彫りの印章をお求めになるならば、京都府印章業協同組合の加盟店で「京もの京印章」とお伝え下さい。
2回も書いちゃうくらい伝えたいことです。
もちろん、各加盟店では「京もの京印章」だけではなく、それぞれ値段も納期もお求め易い品物も用意していらっしゃると思いますので、一度ご相談下さいませ。
当店でも「京もの京印章」から短納期、低価格のものまで色々とご用意しておりますので、ぜひご覧下さいませ。
ああ、ここはもっとアピールしときます。
河政印房では手彫り=「京もの京印章」で京都で2人しかいないマイスターの完全手彫りです。
ほかに京展作家による手仕上げ印章、不肖・河政印房店主の私による機械彫りと、納期とご予算に合わせて彫り方をお選び頂けます。
皆様のご来店・お問い合わせを心よりお待ちしております。
最後になりますが、「現代の名工」を受賞された柴谷さんご夫妻です。素晴らしい笑顔ですね。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
河政印房 店主
2011.12.28