オランダ水牛(牛角)白と色の違いとは
【オランダ水牛・白】
オランダ水牛・白(オランダすいぎゅう・しろ) もしくは 牛角・白(うしのつの・しろ) と呼びます。
何故名前が2つあるかと言うと、オランダ水牛が昔からの呼び名で、牛角(うしのつの)が平成16年からの新名称だからです。
なぜ、新しい名称が生まれたかと言うと、オランダ水牛という名称が印材の実態と合致していなかったからです。
まず、オランダ水牛はオランダ原産ではありません。
それに水牛の角でもありません。
上の句、下の句ともに違ってますね、新名称も必要となるはずです。
何故このようなことになったかと言うと、江戸時代、輸入品は長崎の出島を通してやってきました。
その出島で江戸幕府と貿易をしていたのがオランダ人で、輸入品をオランダものと呼んでいたから。
という説と、角の原産地である東南アジアを植民地としていたのが、オランダだったからという説があるようです。
なぜ水牛と言うかは、黒水牛がすでに普及していて、角材は水牛であるとされていたかららしいです。
「らしい」 とか 「ようだ」 ばかりですね。
ちなみに原産地は、主にオーストラリアやアフリカ、東南アジア、南米などで、世界各地の牛の生産地から輸入されます。
さて、やっと特徴です。
白っぽい飴色から濃い飴色まで、またグレーがかったものもあります。
オランダ水牛(牛角)・白には黒や茶色のブチがありません。
半透明で美しい色合いは気品すら感じさせるものです。
黒や茶色のブチの入っていない、純白特上の印材はとても貴重で希少性も高いので、価格も高くなります。
しかしその分、お持ちになる満足感は高くなるのではないでしょうか。
耐摩耗性も高く、適度な硬度と粘り気を持つことから緻密な彫刻ができ、その(朱)肉離れの良さから綺麗な印影が得られます。
牛の角は毛やひづめなどと同じ硬タンパク質(ケラチン)が主成分の角質で、
黒水牛と同じく繊維質で印材として高い品質を持っています。
注意点としては乾燥するとひび割れしやすいので長く使わないときは椿油を塗ると予防になります。
また稀に虫が食うことがあります。長く使わないときは印章ケースに防虫剤を入れておけば安心です。
それと長年使っていると、印鑑の中心、芯の部分がへこんでくる事が稀にあります。
印影の真ん中あたりが、だんだんと薄くなってきたら、へこんできた可能性があります。
そのような時は販売店へご相談下さい。
【オランダ水牛・色】
オランダ水牛・色(オランダすいぎゅう・いろ) もしくは 牛角・色(うしのつの・いろ) と呼びます。
何故名前が2つあるかと言うと、オランダ水牛が昔からの呼び名で、牛角(うしのつの)が平成16年からの新名称だからです。
なぜ、新しい名称が生まれたかと言うと、オランダ水牛という名称が印材の実態と合致していなかったからです。
まず、オランダ水牛はオランダ原産ではありません。
それに水牛の角でもありません。
上の句、下の句ともに違ってますね、新名称も必要となるはずです。
何故このようなことになったかと言うと、江戸時代、輸入品は長崎の出島を通してやってきました。
その出島で江戸幕府と貿易をしていたのがオランダ人で、輸入品をオランダものと呼んでいたから。
という説と、角の原産地である東南アジアを植民地としていたのが、オランダだったからという説があるようです。
なぜ水牛と言うかは、黒水牛がすでに普及していて、角材は水牛であるとされていたかららしいです。
「らしい」 とか 「ようだ」 ばかりですね。
ちなみに原産地は、主にオーストラリアやアフリカ、東南アジア、南米などで、世界各地の牛の生産地から輸入されます。
さて、やっと特徴です。
ベースの色としましては、白っぽい飴色から濃い飴色まで、またグレーがかったものもあります。
オランダ水牛(牛角)・白とは違い、オランダ水牛(牛角)・色には黒や茶色のブチが入ります。
このブチがオランダ水牛(牛角)・色の最大の特徴となります。
ベースの色、ブチの色や入り方、どれをとっても同じものはありません。
オランダ水牛(牛角)・色の印材は、そのブチの為、世界で1本の印材となります。
またブチ入り印材は、ブチ無しの印材と比べて品質に変わりはありません。
ブチを個性とするならば、オランダ水牛(牛角)・色はブチ無しのオランダ水牛(牛角)・白よりもお求め易い価格で
自分だけの印章を手にする最良の選択肢となります。
耐摩耗性も高く、適度な硬度と粘り気を持つことから緻密な彫刻ができ、その(朱)肉離れの良さから綺麗な印影が得られます。
牛の角は毛やひづめなどと同じ硬タンパク質(ケラチン)が主成分の角質で、
黒水牛と同じく繊維質で印材として高い品質を持っています。
注意点としては乾燥するとひび割れしやすいので長く使わないときは椿油を塗ると予防になります。
また稀に虫が食うことがあります。長く使わないときは印章ケースに防虫剤を入れておけば安心です。
それと長年使っていると、印鑑の中心、芯の部分がへこんでくる事が稀にあります。
印影の真ん中あたりが、だんだんと薄くなってきたら、へこんできた可能性があります。
そのような時は販売店へご相談下さい。